2019年度10月プログラム

投稿者: | 2019/08/28

ご挨拶

下記の通り、2019年10月28日(月)および29日(火)にNHK放送技術研究所(世田谷区)にて,聴覚研究会,高臨場感オーディオ調査研究会との共催により,EA研究会を開催いたします。

皆様のご参加をお待ちしております。

委員長  古家 賢一 (大分大)
副委員長 武岡 成人 (静岡理工科大), 島内 末廣 (金沢工大)
幹事   松井 健太郎 (NHK), 小山 翔一 (東大)
幹事補佐 井本 桂右(立命館大), 森川 大輔(富山県立大)

日時

10月28日(月) 10:30~16:20
10月29日(火) 10:00~17:00

会場

NHK放送技術研究所(〒157-8510 東京都世田谷区砧1-10-11.小田急線 成城学園前駅 南口からバス約10分.https://www.nhk.or.jp/strl/about/access.html 03-5494-3361)

議題

応用/電気音響, 聴覚, 高臨場感オーディオ, 空間音響, 一般

共催

聴覚研究会(H),高臨場感オーディオ調査研究会

◆技報の電子化について
EA研究会では,2019年7月より,すべての第一種研究会を技報電子化研究会として開催します。
研究会に参加される場合には,発表参加費,聴講参加費,あるいは年間登録が必要となります。
発表参加費,聴講参加費をお支払い,あるいは年間登録をすることで, 技報電子媒体のダウンロードができるようになります。
詳細はこちらをご参照ください。

プログラム

10月28日(月) 午前 聴覚1 (10:30~11:45)

1. マルチチャンネル音響における音響中心以外の聴取位置に適応した再生手法に関する検討
○北島 周・大出訓史・久保弘樹・西口敏行(NHK)

2. ディジタルパターンプレイバックによる日本語子音キューの分析
○井原健紘,井原哲茂

3. Influence of placement on bone-conducted transmission
— measurements of hearing threshold and ear-canal sound pressure —
○Xiuyuan Qin・Sho Otsuka・Seiji Nakagawa(Chiba Univ.)

−−− 休憩・昼食 ( 75分 ) −−−

10月28日(月) 午後 招待講演1 (13:00~13:50)

4. [招待講演]イマーシブオーディオを活用した様々なサラウンドフォーマットへの展開のための音響制作 ~ 8KフルCG「恐竜超世界」における22.2ch効果音制作より ~
○山田正幸(NHK)

−−− 休憩 ( 10分 ) −−−

10月28日(月) 午後 応用/電気音響1 (14:00~15:15)

5. 多変量複素Student’s t分布に基づくFastMNMFを用いたブラインド音源分離
○加茂佳吾・久保優騎・高宗典玄(東大)・北村大地(香川高専)・猿渡 洋(東大)・高橋 祐・近藤多伸(ヤマハ)

6. 周波数領域Prony法 ~ 短時間Fourier係数からの自己回帰モデルと正弦波パラメータの決定 ~
○安藤 繁(東大)

7. 2チャンネルマイクを用いた音源方向推定におけるマイク位置に関する検討
○竹内浩明・吉田孝博・半谷精一郎(東京理科大)

−−− 休憩 ( 15分 ) −−−

10月28日(月) 午後 招待講演2(15:30~16:20)

8. [招待講演]仮想音源抽出による音場再現 ~ 4πサンプリング・リバーブレータの提案 ~
○中原雅考(オンフューチャー)・尾本 章(九大芸工/オンフューチャー)・長友康彦(エヴィクサー)

10月29日(火) 午前 応用/電気音響2 (10:00~10:50)

9. 合成音場における仮想音像座標推定法
○角崎雄太・安藤彰男(富山大)

10. 分割側波帯を複数のパラメトリックスピーカーから発生するオーディオスポット
○近藤和弘(山形大)・長内慎一朗(アルパイン)

−−− 休憩 ( 10分 ) −−−

10月29日(火) 午前 招待講演3 (11:00~11:50)

11. [招待講演]スピーカアレーのいろいろ
○羽田陽一(電通大)

−−− 休憩・昼食 ( 70分 ) −−−

10月29日(火) 午後 応用/電気音響3 (13:00~13:50)

12. 音響システムの各種特性の計測における周波数領域velvet noiseの応用について
○河原英紀(和歌山大)・榊原健一(北海道医療大)・水町光徳(九工大)・森勢将雅(明大)・坂野秀樹(名城大)・入野俊夫(和歌山大)

13. 雪の各要因が与える音声了解度への影響の分析とその補償フィルタの検討
○柴田崇斗(山形大)・近藤和弘(山大)

−−− 休憩 ( 10分 ) −−−

10月29日(火) 午後 招待講演4 (14:00~14:50)

14. [招待講演]スポーツにおける感覚運動系の解析と調整
○柏野牧夫(NTT)

−−− 休憩 ( 10分 ) −−−

10月29日(火) 午後 デモセッション (15:00~17:00)

15. デモセッション
① BMN-SS インパルス応答測定法による残響時間測定の短時間化
飯山陽平,金田豊 (東京電機大)
② 32面体スピーカアレイのビーム反射を用いた立体音響
羽田陽一(電気通信大学)
③ 4πサンプリング・リバーブ「VSVerb」のバイノーラルヘッドホン再生デモ
中原雅考(オンフューチャー)
④ Magnifying speaker
佐々木陽(NHK技研)
⑤ FVNに基づく音響計測
河原英紀(和歌山大学)
⑥ 4ch 低遅延リアルタイム音源分離のデモ
春原政浩(リオン), 春田智穂(リオン), 小野順貴(首都大学東京)
⑦ MIDS法を用いた多チャンネルスピーカ駆動・指向性制御型パラメトリックスピーカ
武岡成人(静岡理工科大学)
⑧ 声の高さの移ろいと 声色の輪郭が織りなす 錯聴小品集
内田 照久(大学入試センター 研究開発部)
⑨ VRバッティングシステム
柏野牧夫(NTT コミュニケーション科学基礎研究所)
⑩ 音声認識を用いた放送番組制作支援システムの開発
伊藤均(NHK技研)
⑪ 読み仮名と韻律記号を用いたend-to-end日本語音声合成
栗原清(NHK技研)
⑫ ラインアレイスピーカを用いた22.2ch音響のトランスオーラル再生
松井健太郎,伊藤敦郎(NHK技研)
*本デモセッションは本研究会での講演内容に加えて,過去に音響学会・電子情報通信学会で発表された内容が対象となっています。

一般講演:発表 20 分 + 質疑応答 5 分
招待講演:発表 40 分 + 質疑応答 10 分